ウムフロボ・ウェネネFMは、南アフリカの公共ラジオ局で、イシコーサ語で放送しています。1960年5月6日に、ポートエリザベス（現在のグケベラ）から「ラジオ・イシコーサ」という名前で放送を開始し、アパルトヘイト終了後に改名されました。この局の名前はイシコーサ語で「真の友」を意味します。

南アフリカで二番目に大きなラジオ局で、約400万人のリスナーを持つウムフロボ・ウェネネFMは、24時間体制でニュース、スポーツ、エンターテインメント、文化番組を提供しています。全国的に放送されており、DStvチャンネル818でも視聴可能です。

この局の目標は、イシコーサ語を話す南アフリカ人を力づけ、インスパイアし、現代の文脈の中で彼らの文化を守ることです。多様なプログラムには音楽番組、ニュース報告、時事問題やライフスタイルに関するトークショー、宗教的なコンテンツが含まれています。人気のあるプログラムには、朝の番組「イブラクフェシ・エヨンドライ・エクスニ」や、木曜日の宗教プログラム「ンゲナニ・エマサングウェニ・ンゲンドゥミソ」があります。

ウムフロボ・ウェネネFMは、いくつかの賞を受賞しており、リスナーとの密接な関係で知られています。「真の友」としての名前にふさわしく、イシコーサ語を話すコミュニティにとって、信頼できる仲間、アドバイザー、エンターテイナーとなっています。